きょうは、ふじ山のふもとにある
「富士ヶ嶺(ふじがね)バイオセンター」に来たよ
すごく大きなしせつだ!
こんにちはたかとりくん!
鷹取(たかとり)グループ社長の鷹取です。
社長さんこんにちは!
大きなたてものがいっぱいですね!
そうだね。ここは「バイオリサイクルしせつ」だよ。いろいろなしせつやせつびがあって、全部あわせると小学校の校庭の10倍くらいになるかな~
すごいなあ!
何をするところなんだろう?
とってもエコなしせつなんだよ。
さっそく……これがなにかわかるかな?
? なんだろう
牛のうんち。
ここでは大切なしげんなんだよ。
えーっ!
牛のうんちが大切なの???
ここでは牛のうんちから堆肥(たいひ)や燃料(ねんりょう)を作ってるんだ。堆肥はいろいろな作物のえいように、燃料は電気のもとになるんだよ。
そ、そうなんだ…でもどうしたら牛のうんちがたいひになるんだろう?
まずは、牧場(ぼくじょう)に行って牛のうんちを集めます。このあたりは牛をかっている場所が多いからね。
バキュームカーもかつやくするよ。
ここでは、一日に40トンの牛のうんちを受け入れられるんだ。
そんなにたくさんの牛のうんち!
いろいろ作ってるけど、きょうは「たいひ」ができるまでをみてみよう。こっちのたてものだよ。
おじゃましまーす
わあ広い!
おくまで見えない!
ちょうどダンプカーで運ばれてきたね。たいひになる牛のうんちや木くずやもみがらなどがここにつまれていくよ。
うあわああああ……
すごいなあーー
集められたものはたいひや液肥(えきひ)、それと燃料などになるんだ。この富士ヶ嶺バイオセンターでは100%リサイクルしているよ。
へええ。これが全部役に立つものになるんだね!
たいひにするためには、こっちのタンクにあるEM菌(きん)という微生物(びせいぶつ)をまぜるよ。「微生物」のはたらきによってたいひになっていくんだ。
びせいぶつ??
目には見えない小さな生物のことだよ。しぜんからとれた役立つ菌をまとめてEM菌と言うんだ。いい微生物が増えてくると発酵(はっこう)がはじまるよ。
こっちは湯気みたいなのが出てる!
あったかくなるんだ!
まぜることでさらに発酵が進んであたたかくなるんだ。発酵するとえいようが増えるよ。あたたかくなるといいたいひができてるしょうこなんだ。
あっちは色がかわってサラサラしてるね。どのくらい時間がたってるんだろう…
このへんはだいたい3か月だね。前は半年はかかっていたのを、まぜるきかいをパワーアップして早く発酵が進むようになったんだ。
何度もかきまぜるんだね。たいひをつくるのって時間がかかるんだなあ~
さいごににおいを少なくするきかいをとおしてたいひのできあがりだよ。
サラサラだし、くさくないね!
あとはふくろにつめて…かんせい!
おおーー!
見学おつかれさまー!
たいひを畑にまぜると、おいしいやさいや…
おいしいくだものがとれるんだよ~。
なるほど~!
牛のうんちは大切って言った意味がよくわかりました!
たかとり社長、ありがとうございましたー!